肝臓にとって負担となる添加物
酸化防止剤や保存料といった添加物は、犬の肝臓にとって負担をかける要因となります。
ですから肝臓の数値が高い犬には、そのような添加物を含むドッグフードではなく無添加ドッグフードを選ぶことが大切です。
人間の場合、アルコールなどの毒素を大量摂取するとそれを分解しようと肝臓への負担が大きくなります。
これは犬でも同じで、犬の場合はドッグフードに含まれる添加物が毒素に該当します。
肝臓へのケア以外にもメリットが
無添加ドッグフードは肝臓の数値への対策に有効というだけでなく、体臭の軽減や毛並みの改善といった効果まで期待できます。
もし体臭や毛並みの悪さでお悩みであれば、フードを無添加ドッグフードへと切り替えることがそれらの対策として有効になってきます。
おやつ選びにもひと工夫
無添加という点がアピールされていないようなおやつであれば、まず間違いなく添加物が入っていると考えていいでしょう。
せっかく肝臓のために無添加ドッグフードに変更したのであれば、おやつも無添加のものを選ぶことが大切です。
ただ無添加おやつであればたくさん与えてもいいということではないので、その点には気をつけなければなりません。
デトックス作用のあるドッグフード
肝臓へのケアのためには、デトックスについても考えていく必要があります。
汚れた空気は排ガスなども毒素になるため、いくら無添加ドッグフードを与えていても毒素をゼロにすることは難しくなります。
体内に入った毒素はうんちによって排出できるため、デトックス作用を持つハーブなどが原材料として使われている無添加ドッグフードに注目するのもいいでしょう。
ハーブの一種であるジェニパーは、肝臓や腎臓の障害をケアするハーブでもあり、老廃物の排出をサポートしてくれます。
またウコンも肝機能の改善・回復のために有効なハーブとして有名です。
こうしたハーブについて知ることも犬の健康につながってくるでしょう。