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食事療養食なども手がけるロイヤルカナン

ロイヤルカナンの商品カテゴリは、犬用製品・猫用製品・食事療養食その他の3つです。
犬用製品では、犬種に合わせたドッグフードや成長段階に応じたドッグフードなどが展開されています。

さてそんなドッグフードブランドであるロイヤルカナンでは、ドッグフードにさまざまな原材料が使われています。
各ドッグフードでその原材料も微妙に異なってくるでしょうが、とうもろこしや酸化防止剤であるBHAを使用したものも見られました。
犬はとうもろこしなどの穀物の消化が得意ではないですし、とうもろこしはアレルゲンにも加えられる原材料のため、犬のアレルギーが気になる場合には少し気になります。

そしてBHAという酸化防止剤は、安全性について議論のある添加物です。

食事療養食の原材料はどうなの?

ロイヤルカナンの食事療養食にも、BHAの表示が見られました。
同じメーカーなので、酸化防止剤に関してはわざわざ使い分けることをしないのかもしれません。

また原材料には肉の表記も見られましたが、ビートパルプやコーングルテンなども見受けられました。
そして肉という表記とともにある家禽という表記も気になりますが、これは人間の食用のために育てられた鳥類を指します。
ロイヤルカナンでは、家禽として鶏・七面鳥を主に使っているそうです。

添加物に対する考え方

ロイヤルカナンのサイトには「よくあるご質問」コーナーがあり、そこでは添加物や酸化防止剤に関する質問にも答えています。
添加物に関しては一日の摂取許容量を下回っているため安全であるというのが主な見解のようです。

一方で上記にもある酸化防止剤ですが、BHA・没食子酸プロピルが添加されているのはドライフードのみだということです。
なおドライタイプのドッグフードに対しては、ソルビン酸カリウムという保存料も添加されています。
一方でウェットタイプの製品は、酸化防止剤・保存料ともに不使用です。

BHAの安全性

BHAがドッグフードの原材料一覧にあると、心配になってしまう方もいるかもしれません。

ただロイヤルカナンは、BHAを考えなしに添加しているわけではなく、食品添加物の使用基準や一日摂取許容量などを踏まえたうえで添加しています。