あまりにも残酷なリサイクルドッグフード
リサイクルドッグフードは、愛犬家の方にとってかなりショックなことですので、以下の文章は無理に読む必要はありません。
路上では毎日、交通事故などで犬や猫が死んでしまっています。
その死骸は一般廃棄物処理の認可を受けた処理場で処分されることとなりますが、徳島市・鳴門市・佐那河内村の3つの自治体では、その死骸を徳島市内の肉骨粉加工業者へと委託していたのです。
もちろんその業者は一般廃棄物処理の認可を受けていません。
この問題を受けて3つの自治体はそれを認め陳謝をしましたが、問題はここで終ってはいないのです。
肉骨粉加工業者の実態
肉骨粉加工業者なんて初めて聞いたという方も多いでしょう。
こういった業者は死んだ家畜などを「リサイクル」し、それによって利益を得ています。
どのようにしてそれをリサイクルするのか、それはリサイクルドッグフードという言葉から想像できるかもしれません。
肉骨粉となった犬猫や家畜の死骸は、何とも信じがたいことにドッグフード用として使われているのです。
もしかしたら飼い主の方が与えているドッグフードには、そうやって死んでしまった犬猫の肉骨粉が含まれているかもしれない…、そう考えるととても恐ろしく身の毛がよだつ思いがしてしまいます。
家畜における4D
家畜にはDead・Dying・Disabled・Diseasedの4つで表す4Dがあり、3つ目の単語は身体の一部に障害があることを指し、4つ目の単語は病気の動物であることを指します。
この4Dに該当する家畜は人間の食用に回すことができません。
しかしこれらはドッグフードには使用しても構わないのです。
人間の食用と同じようなルートで肉を仕入れようとしればコストが多くかかるため、このようなルートで「肉と見せかけられるようなもの」を仕入れているのです。
こういった事実を知ると、人間の食用にも使えるもので作っているドッグフードの必要性をますます実感するのではないでしょうか。