遺伝子組み換え作物の裏側
スナック菓子などの原材料名を見ていると「遺伝子組み換え原料は不使用」といった記載を目にします。
実際、遺伝子組み換え原料が健康を害するかどうかがわからないのが現状ですが、遺伝子組み換えという言葉の奇妙さから敬遠する方がほとんどです。
しかしこの「遺伝子組み換え原料は不使用」という表示ですが、実はこれ、実際は遺伝子組み換え原料を5%まで使っていたとしても、「遺伝子組み換え原料は不使用」という表示が認められているのです。
つまり遺伝子組み換え原料は不使用となっているドッグフードでも、実際はその原料を5%まで使っている可能性があるということになります。
マウス実験では遺伝子組み換えの影響が
人体に遺伝子組み換え原料が及ぼす影響についてはまだ知る由もないという段階ですが、マウス実験はすでに行われており、その実験では遺伝子組み換え原料のエサを13ヶ月間与え続けられたマウスの体に異変が生じていることがわかりました。
かなりショッキングなマウスの写真を見ると、遺伝子組み換え原料は安全か否かは不明だけれど…というような悠長なことは言っていられないかもしれません。
ホームセンターなどで市販されるドッグフードには、トウモロコシなどの穀類が多く使われているものが多いです。
穀類と聞くと遺伝子組み換えかどうかも気になるところですが、上記のような表示のからくりがあると、知らず知らずのうちに遺伝子組み換え原料を少ない割合ながらも使用したドッグフードを与えてしまっているかもしれないということになります。
そもそもワンちゃんに穀類は不要
穀類が主原料となっているのは、それがワンちゃんにとって必要だからと思っている方もいるかもしれませんが、実はそれは誤りでむしろワンちゃんに穀類は必要ありません。
無添加ドッグフードであれば、良質な動物性タンパク質が主原料となっているでしょうから、遺伝子組み換えについて気になる場合でも安心感を得ることができるでしょう。