犬はもともと肉食動物
トウモロコシや小麦は、適量であれば犬の健康状態に影響を及ぼすものではありません。
ですが犬というのは、トウモロコシや小麦などの穀類を元来必要としない動物です。
肉食動物である犬にとって、穀類からは適した栄養素を補うことができないのです。
犬にとっては、肉や鶏肉、魚といった原材料が主に使われている食事が適切で、そのような原材料から動物性タンパク質を摂取していくことが大切になります。
犬はその動物性タンパク質の摂取に向いており、さらにそのタンパク質の品質の高さは消化率の高さにも比例します。
なぜドッグフードにトウモロコシや小麦が使われるのか
上記のように犬にとってはトウモロコシや小麦は必要のないものであるにも関わらず、量販店で売られているようなドッグフードには当たり前のようにトウモロコシや小麦などが使われています。
この理由は簡単で、肉を主原料とするよりもトウモロコシや小麦を多く使ったほうがコストカットができるからです。
そのようにコストカットを第一としているようなドッグフードには、だいたい品質のよくないトウモロコシが使われているものです。
トウモロコシの品種もさまざまですが、ドッグフードにはデントコーンと言われる品種がよく用いられているようです。
デントコーンは穀粒の多さに特徴があり、米国においては飼料用にする目的でデントコーンが作られています。
また食用コーンを製造するにあたって、ホミニーフィードといわれる副産物が出てきます。
それもペットフードの原材料として使われる場合があります。
食べ続けることのリスク
トウモロコシや小麦といった穀類が主原料であるドッグフードを食べ続けた場合、犬の体の中ではビタミンB3が足りなくなっていきます。
その不足で引き起こされるものの一つに、皮膚トラブルが挙げられます。
このように犬にとって好ましくないものを与え続けることで、健康上のリスクも高まるのです。
だからこそ、安心な無添加ドッグフードを選ぶ必要性が出てきます。