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ドッグフードのリパック品を知ろう

リパック品という記載のあるドッグフードを見かけたことがある方もいるでしょう。
このリパック品とは、もともとは大きな袋に入っていたドッグフードを扱いやすいように小さなパックに詰め替えをしたものを言います。

外国産のドッグフードの場合、大きな袋に詰めて販売されるケースが多いです。
外国ものもはスケールが大きいですが、たとえばアメリカの場合は国土が広く住宅も日本に比べて大きいため、そんな環境の中で大型犬を多頭飼いするというケースもめずらしくないそうです。
そんな環境だと、小分けパックにしておくメリットがないため、大きい袋に入ったドッグフードが主流になっていくのです。

リパック品と聞いて気になるのは

リパックにあたっては、どうしてももともとの袋を一度開封しなければなりません。
そうなるとドッグフードの酸化が心配になってきます。

もちろんリパック作業の際にはその点についても配慮されているでしょうが、空気にまったく触れずにリパックするというのは難しい話です。
ドッグフードが空気に触れた瞬間から酸化というものは始まっていきますので、ドッグフードのリパック品では酸化という懸念材料が生まれます。
よって記載された賞味期限はあまり参考にならなくなってしまうのです。
大袋をリパックすることで、安く提供できるというメリットがありますが、メリットと言えばそれくらいなのではないでしょうか。

酸化防止剤、使われていませんか?

リパック品としても販売しやすそうなドッグフードは、簡単に言えば酸化防止剤が使われたドッグフードです。
それもBHAやBHTといった化学合成の強力な酸化防止剤が使われたものです。
それら化学合成の酸化防止剤の中には、発がん性のある酸化防止剤もあります。

ヒト用の食品にはダメなものでも、不思議なことにペットフードにはOKになってしまう、そんな実態もまだまだあります。
だからこそ無添加ドッグフードのような商品が飼い主の方の安心となっているのかもしれません。