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合成着色料の問題点

着色料を添加することで食品の色を華やかに見せたりおいしそうに見せたりすることができます。
しかし合成着色料だと、その安全性も心配になってくるものです。

また天然系であっても、天然系だから安心と単純には考えないことも大切になってくるでしょう。
合成着色料の一つである赤色2号は、人間用の食品にも使用されることがあります。
ただアメリカにおいては食品への使用がNGとされるほどで、発がん性だったり蕁麻疹だったりのリスクが指摘されています。

合成着色料の種類はさまざま

赤系の合成着色料だけでも何種類か存在し、赤色3号はエリスロシンと言われることもあります。
こちらも日本では人間用の食品に使用されることもあり、かまぼこや漬物といった食品の中にはこの赤色3号を使用しているものもあります。
しかし、アメリカ、ドイツといった国々では食品への使用はNGとなっています。
赤色3号に関しては、ラット実験にて赤血球・ヘモグロビンが減少したというデータも報告されています。

次に黄色4号ですが、これはタートラジンと言われることもあります。
上記の合成着色料に比べると使用される頻度も高いですが、合成保存料である安息香酸ナトリウムと一緒に体内に取り入れることにより、ADHDとの関連が出てくるのではないかとされています。

着色料での色づけは必要なのか

犬は人間と比べると見分けられる色の種類が極端に少ないです。

白と黒の他に、黄色と青に関しては識別できると言われていますが、着色されたドッグフードを見てみても黄色系や青系の色というのは見当たらないのではないでしょうか。
青というのは、人間にとっては食欲を低下させる色とも言われています。
犬のドッグフードを見てみると、何となく赤系やオレンジ系が目立つと思いませんか?
しかしそれらの色味は犬には識別できません。

つまり、ドッグフードであるにも関わらず、人間の飼い主がおいしそうと感じるような色味に仕上げられているということです。
ですから本質的なことを考えれば、ドッグフードに着色は不要と言えます。