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犬にも多い尿路結石という病気

尿路結石という病気は人間だけでなく、犬が罹ることが多い病気でもあります。
尿路結石を簡単に説明するならば、尿を作る過程で老廃物が固まって石のようになってしまうものです。
おしっこを出すときに石のような固まりも同時に排出されますが、尿道を刺激しひどく痛みを感じます。

愛犬がトイレの最中に痛そうな鳴き声を発するときは要注意です。
また、何度もトイレに行ったり、おしっこが赤いときも尿路結石が原因の可能性があります。
言葉を話せない犬だからこそ、普段の行動に気を配っていかなければなりません。

尿路結石の再発、予防のためにできること

尿路結石は一度発症したとしても適切な処置を受ければ完治しますが、発症すると繰り返しやすいという特徴があります。
そのため一度尿路結石に罹った犬は再発を防ぐことを、まだ経験していない犬は予防のためにできることを考えていかなければなりません。

そもそも愛犬が何故尿路結石になるのか、その理由を探っていくことも大切ですが、はっきりとした原因を特定できないことも多いです。
特にストレスが多かったり、食事のバランスの乱れが原因で結石ができてしまうこともあるため、愛犬が毎日ストレスなく元気いっぱいの生活ができているかどうか?を意識していくことが大切だと言えます。

ストレス解消・栄養のとれた食事を意識しよう

犬は外を走りまわるのが大好きですから、天気が悪い日以外は毎日お散歩に連れて行ってあげることでストレスを発散できますし、運動不足を解消することもできます。
そして、犬にとって必要な栄養素をバランスよく補給できるドッグフードを与えてあげましょう。
マグネシウムやリンは大切な栄養素ではありますが、過度に摂取することで結石を作りやすくしてしまいます。

犬の健康は飼い主さんの考え方、行動にかかっていると言っても過言ではありません。
愛犬が尿路結石でつらい思いをしている姿を見るのは飼い主さんにとってもひどく切ないことでしょうし、「自分のせいで・・・」とご自身を責めてしまうかもしれません。
そうなる前に、普段から愛犬の健康をいつも意識していけるといいですね。

愛犬につらい思いをさせないために

一度尿路結石を経験している愛犬であればなおのこと、今後はもう二度とあんな可哀そうな思いはさせない!と飼い主さんは思うはずです。
そのためには、まずはバランスのとれたドッグフードを選ぶこととストレスをためないように工夫すること・・・この2点を忘れないようにしましょう。
また、ドッグフードを選ぶ際は添加物を使っていないことや品質管理が徹底しているものを探すことも大切ですよ。