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成分表に記載されている没食子酸プロピルとは

ドッグフードの種類は様々ですが、ドッグフードについてネットなどで調べていくうちに、「没食子酸プロピル」が使われている商品があることに気がつくでしょう。

没食子酸プロピルと言われても、何のことかさっぱり分からないという人は多いでしょう。
しかし、大切な家族の一員である愛犬の食事ですから、やはりどんな成分なのかをしっかり調べておくことが必要です。

没食子酸プロピルは酸化防止剤のこと

没食子酸プロピルは、「もっしょくしさんプロピル」と読みます。
別の言い方をすれば、酸化防止剤です。

没食子酸プロピルが分からなくても、酸化防止剤と言われたら、「なるほど」と納得される方は多いでしょう。
どうしてドッグフードに没食子酸プロピルが使用されているのか・・・答えは簡単です。
商品を長持ちさせるため・・・この一点に尽きます。

ドッグフードには、わんちゃんの嗜好性を重視して、動物性油脂などの脂分を配合しているものがたくさんあります。
油は酸化しやすいため、長期保存に不向きという特徴があります。

このデメリットを解消するために使用しているのが、没食子酸プロピルをはじめとする酸化防止剤なのです。
私たち人間が摂取しているバターにも没食子酸プロピルが使われている商品があります。

愛犬の体には必要のない成分

没食子酸プロピルは愛犬の体にとって、必要な成分では決してありません。
ですので、出来る限り酸化防止剤不使用のドッグフードを選ぶことが大切です。

また、ドッグフードは大容量のタイプを購入した方が、コストを抑えられるかもしれません。
しかし、たくさん入っている商品は、それだけ酸化防止剤が必要になります。

少量サイズのドッグフードは、没食子酸プロピルなど不要な添加物を使う必要は少なくなります。
また、ナチュラル系のドッグフードも、不要な添加物が含まれていませんので、お勧めです。

愛犬にいつまでも長生きしてほしい、健康でいてほしい・・・そう願うなら、ドッグフードは慎重に選んでいきましょう。