犬喜屋まぐ

2010年1月5日 UP | 栄養士 竹田恵理子先生

ドッグフード「ローテーションのすすめ 」

ドッグフード「ローテーションのすすめ 」

みなさんフードは何種類かワンちゃんに合うのを見つけていますか?

「1種類で十分」と思われる方もいらっしゃると思います。基本的にフードは総合栄養食で「そのフードと水を与えるだけで命を維持できるために必要な栄養素を含んでいるもの」という定義があります。

1種類でも十分といえば十分なのです。ではなんで「何種類か見つけていますか?」っと聞いたかといいますと・・・味が違えばフードに入っている栄養素も若干違うし、ましてやメーカーが違えば、同じ「カルシウム」を必要量みたす場合の原料が違う事もあるのです。


皆さんは「カルシウム」と聞いて何を思い浮かべますか?

「カルシウム」と聞いて何を思い浮かべますか? 牛乳?小魚?それとも骨?いろいろありますよね?

味が違えば材料や分量が違うのです。フードを作る基準はあれど違いは確かに存在するんです。 という事はフードを何種類か選んでローテーションするとそれぞれを補う事ができ、違う栄養素も摂ることができます。

ローテーションするもう一つの理由

それともうの1つ理由は「なにかあった時にあわてないで済む」という事です。

何かあった時というのはフードが急に体に合わなくなった時フードによろしくないものが入っていたのが分かったという時などです。

少し前にアメリカ産のフードの材料として使われている小麦粉に「ネズミ駆除剤」が検出された事件があったと思います。 そういう事があった時に何種類か見つけておけば被害も少ないかも知れません。

オススメは3~5種類をローテーションすることです。たとえば「ラム→魚→チキン」といった具合に、 アレルギーや食いつきに問題がなければフードのベースを変えるものいいと思います。

「ウチの子はアレルギーがあってラムしかだめ」

という方は 「A社のラム→B社のラム→C社のラム」というのでもいいと思います。 先ほどお話したとおり同じラムベースでも最初から最後まで同じ材料は使ってないはずですからローテーションをする事には変わりがないと思います。

ローテーションで「やってはいけない事」とは?

ローテーションをするうえで気をつけなくてはいけないのは「急にフードを変えない」という事です。
昨日まではラムで今日から魚という風にすると犬の体がついていかない事もあります。

「もう少しでなくなりそう」という時に新しいフードを買って少しずつ前のフードに混ぜて「もうそろそろフードが変わりますよ」と体にお知らせしてください。
前の物に新しいものを少しずつ混ぜて体にお知らせするのは手作り食ヘの切り替えでも同じです。手作り食は何となく体に良さそうと始める飼い主さんの中には

「ちょっとでも体にいいなら早く始めたい」と思われる方が少なくありません。ドッグフードからドッグフードへの切り替えでも気を使うのですから、フードとは姿かたちの違う手作り食ならなおさら気を使ってあげて下さい。
(ドライフードからレトルトパウチのフードへ切り替える時も同じです)

フード同士の場合は1週間ぐらいで切り替えるといいですが、フードから手作り食への切り替えは1~2か月は必要です。
若い犬なら急に切り替えても問題は少ないかと思いますが年をとってきた犬には急な切り替えは体調不良の原因にもなってしまいますので、気を付けてくださいね。

[季節のメモ]1月7日は「七草がゆ」

話は変わりますが、1月7日は「七草がゆ」ですね。わんちゃんも七草を小さくきって濃いめのかつおダシでおかゆを作ってあげると喜んでくれるかもしれません。何年も一緒に過ごすからちょっとだけイベントを分かち合うのもいいかもしれませんね

 


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著者紹介
0900801 犬の栄養士さん 竹田恵理子先生

福岡市内で、ドッグシッターや犬の食事関係の専門、「パウズフォウトウト」を設立。

『人と犬が楽しく笑顔に!』をモットウに、ドッグシッターや食事のカウンセリング、ダイエットの指導などを行っている。愛玩動物飼養管理士、栄養士(人間の)、健康管理士一般指導員、フードスペシャリスト、食生活アドバイザーなどの資格を取得。現在は、動物栄養学の講師として専門学校で教えている。

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